バリコレ2016

いってきましたバリコレ2016。

 MKエフシーにも参加されている『劇団 人の森ケチャップ』良かった!普段、表現することに取り組んでいるグループなので大観衆の前でも堂々とした振る舞いで、アリスをモチーフとした表現は全体的に濃い!ショーの中でも、独特な世界観醸し出していました。
 障がいを個性に!という言葉は福祉業界でもよく聞かれるけど、まさに今回のファッションショーはそれが体現されていたかなと。表現というジャンルにおいて、人と違うというのは強味なんですよね。本当は写真でその様子をお見せしたいところですが、一部生放送だったこともありショー本番は撮影禁止だったので、開始前の写真を一枚。
バリコレ2016
 11月6日(日)、13日(日)19時『バリバラ』にて前・後編に分けてショーの特集があるので、ショーに興味持った方はぜひ観てみてください。
 バリコレは障害に対して考えるきっかけを投げかけながらも、まずはイベントとして本当に楽しむことができるショーでした。(これ大切)楽しませるということに関してはやっぱりテレビの人たちは流石ですよね。仕事柄、専門職研修以外にも一般の方を対象とした「障害を考える」催しにはちょくちょく参加したりするのですが、一般とはいえ限られた層、もっと具体的にいえば経済的に余裕がありそうなリタイア団塊世代以上のもともと社会的関心の高い層が多くて、なかなか裾野が広がりにくかったりするんですよね。そんな中で、例えば今回のように「ファッション」というメジャーなキーワードが重なると、本来、福祉や障害に無意識だった人たちに対しても広がってくるのかなと。これは、同じく「フットボール」を軸足にメンタル系に関わっているMKエフシーやトモフト活動にも通じますね。実際、観客はファッション系の学校に通っていると思われる人たちの姿もちらほらとありました。(少し話それるけど観客席は車いすの方や脳性まひの方など、ショーに劣らず多様性に満ちていました。)
 そんな、メジャーキーワード目当てに来た人が、おもいっきり楽しんで(もう一回!これ大切)帰るときにちょっと障がいに対して考えるきっかけが芽生えるといった、理念先行ではない取り組みこそがソーシャルインクルージョンを広げていくのに大切なんでしょうね。
 MKエフシーも、当事者支援という意識よりもまずはみんなでフットサルを楽しみましょう!という考えで活動しているので、この方向性でいいんだよと道端アンジェリカに後押しされたと勝手に思い込む秋の祝日。

コメント

  1. けーちゃん より:

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    人の森ケチャップ副団長のけーちゃんです。
    バリコレ観に来て頂いてありがとうございます!
    そして来て頂いたのにお話もお会いもできず失礼しました。
    まず楽しんで頂けてとても嬉しく、更に色々想いを巡らせて頂いて嬉しいかぎりです。
    ショーの中で言えばウチらはイロモノ?特殊?独特?だったように思いますが、"ファッションショー"という郷に従わず自分たちらしくパフォーマンスしちゃいました。
    寒い中、観て頂いて本当にありがとうございました。
    フットサル、なかなか参加できず恐縮です。が、一段落したのでまたちょこちょこ参加させて頂きます!
    またお会いした時に!